Pios et probos praemium vitae aeternae exspectabit.

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「ピオース・エト・プロボース・プラエミウム・ウィータエ・アエテルナエ・エスクペクタービト」と読みます。
第1・第2変化形容詞pius,-a,-um(敬虔な)の男性・複数・対格が piōs で、この文では名詞的に使われています。「敬虔な者たちを」。
etは「そして」。Piōsとprobōsをつなぎます。
probōs(善い)は、第1・第2変化形容詞probus,-a,-um の男性・複数・対格です。
praemium(報酬)はこの文の主語です。praemium,-ī n.の単数・主格です。
vītae は第1変化名詞vīta,-ae f.(生)の単数・属格で、praemiumにかかります。「説明の属格」です。
aeternaeは第1・第2変化形容詞aeternus,-a,-um(永遠の)の女性・単数・属格で、vītaeにかかります。
vītae aeternaeは「説明の属格」で、「永遠の生という報酬が(praemium)」となります。
exspectābit は「待ち受ける」を意味する第1変化動詞exspectō,-āreの直説法・能動態・未来、3人称単数です。
「永遠の生という報酬が、敬虔で善良な人々を待ち受けるであろう」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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